子どもの遊び道具を片付けていると、虫取り網が出てきて少し迷うことがあります。見た目はシンプルでも、網の素材、持ち手の材質、長さによって分別が変わることがあるので、なんとなく不安になりますよね。引っ越し前や季節の整理のタイミングで「今日中に出したい」と思っているときほど、後で確認し直す手間が発生しやすい。
春日市を拠点に地域情報メディア『かすがたいむズ』でエリアの生活情報を担当しているとうしです。わたしも子どもの道具をまとめて処分するときに、虫取り網の分別で一度手が止まった経験があります。今回は春日市のごみ分別の考え方に沿って、虫取り網を捨てるときに迷いやすい点を整理しました。
素材と長さの見方、金属部品がある場合の扱い、袋への入れ方と出し方の注意点、粗大ごみになるかどうかの確認方法まで順番にふれています。
虫取り網で迷いやすい分別の見方
迷いやすいのが、虫取り網が「燃えるごみ」なのか「陶器・金属類」なのかという点です。春日市では、素材によって区分が変わります。プラスチック製や木製の柄に布・ナイロン製の網が付いているだけなら燃えるごみ。金属の骨組みや伸縮式の金属部品があるなら陶器・金属類が基本です。
まず手に取って、柄と網のつなぎ目に金属が使われているか確認する。それだけで方向性がおおよそ見えてきます。
網と柄の素材を見分けるときの確認場所
網の部分はほとんどがナイロンや合成繊維で、燃えるごみ扱いになることが多いです。問題になるのは柄の素材と、伸縮する部分に金属が使われているかどうかです。子ども向けの安価なものはプラスチック製の柄が多く、燃えるごみに含まれます。大人用や伸縮タイプの製品では、スライド部分にアルミやスチールが使われていることがあります。
春日市の分別一覧には、モップ・ラケット・釣り竿なども同じ基準で区分されています。金属がついているかどうかで区分が変わる仕組みです。
長さがあるときに確認しておきたいこと
春日市では、袋に入れて口が結べないサイズのものは粗大ごみになります。ほうきや竹刀のように、袋からはみ出した状態でも口をしっかり結べれば、燃えるごみや陶器・金属類として出せるものもあります。虫取り網も同じ考え方が当てはまります。
袋に柄を入れて口が結べるかどうか、一度試してみるのが確かです。結べるなら通常の収集日に出せる可能性が高く、結べなければ粗大ごみの扱いになります。
金属付きや伸縮式を出すときの注意点
伸縮式の柄に金属が使われている場合は、陶器・金属類で出します。このとき、1袋の重さが5kg以上になる場合は粗大ごみ扱いになるので、複数まとめて一袋に入れるときは重さにも注意が必要です。
金属の骨組みだけ取り外せる場合は、骨組みを陶器・金属類、プラスチック部分と網を燃えるごみと分けて出すことも考えられます。ただし、無理に分解して作業中にケガをするのは本末転倒なので、取り外しやすい場合にだけ対応すれば十分です。
袋に入れる前にしておきたい準備
折れた虫取り網は先端が尖っていることがあります。そのまま袋に入れると袋が破れやすく、収集作業中にケガの原因になることも。先端が危険な場合は、紙や古布で包んでから袋に入れるようにしています。
- 折れた先端は紙や古布で包む
- 袋に入れる前に突起がないか確認する
- 網の部分は小さくまとめてから袋へ
安全に出すための包み方と袋の結び方
袋からはみ出す場合は、袋の口をしっかり結ぶことが前提です。春日市では、ほうきや竹刀・釣り竿と同様に、はみ出した状態でも口が結べていれば出せる品目があります。虫取り網も柄が長ければ同様に対応できます。
ただし、はみ出した先端が鋭利な場合は、必ず保護してから出すことが安全のうえで大切です。収集のかたへの配慮にもなります。
収集日に出す前に見直したい分別の流れ
素材と長さの確認が終わったら、区分ごとの収集日を確認します。燃えるごみは週2回、陶器・金属類は毎月1回(第1週の決められた曜日)。どちらに当てはまるかによって、出せるタイミングがかなり変わります。
- 燃えるごみ
-
週2回・春日市指定の燃えるごみ袋を使用。1回2袋まで。
- 陶器・金属類
-
毎月1回・第1週の決められた収集日。指定袋に入れて出す。
- 粗大ごみ
-
袋に入れて口が結べないサイズ。事前予約と粗大ごみ指定シールが必要。
粗大ごみになるかどうかを確かめる基準
春日市の粗大ごみの基準は「市の指定袋に入れて口が結べないもの」です。袋からはみ出ていても口が結べるならば、通常の区分で出せる品目があります。虫取り網の場合も、まず指定袋に入れてみて口を結んでみることが判断の起点になります。
粗大ごみになった場合は、地区の担当収集業者に電話予約(平日9時~16時、毎月20日までに)し、春日市指定の粗大ごみシール(もってってシール・1枚500円)を購入して貼って出します。1回に出せるのは3品まで。なお、収集日は毎月第4週の決められたごみ出し日になります。
春日市の公式情報を確認する方法
春日市では「家庭から出るごみの分別一覧表(PDF)」を市のウェブサイトで公開しています。品目ごとに区分と出し方のポイントが書かれており、迷ったときの確認先として使いやすい内容です。ごみ分別の疑問は市の環境課ごみ減量担当(電話:092-584-1124)にも相談できます。

分別一覧に品目がないときは市に電話で確認するのが一番早いですよ
よくある失敗と気をつけたい場面
見落としやすいのが、伸縮部分にアルミが使われているタイプを燃えるごみに出してしまうケースです。持ち手がプラスチックに見えても、内部のスライド機構が金属製のことがあります。出す前に柄の継ぎ目を一度引き出して確かめると、金属かどうかが分かりやすいです。
もう一つは、複数本まとめて一袋に入れてしまい、袋の口が結べなくなるパターン。陶器・金属類として出す場合は1袋5kg以上になると粗大ごみ扱いになるので、まとめすぎには注意が必要です。
向かないケースと処分前に確認したいこと
状態がよく使えるものなら、フリマアプリや地域の資源回収に出す選択肢もあります。春日市では春日大野城リサイクルプラザへの自己搬入もでき、燃えない粗大ごみは10kgあたり140円の処理料金がかかります(要事前確認)。
柄の材質と伸縮部分に金属があるかどうかを確認します。
指定袋に入れてみて、口が結べれば通常の収集で出せます。
折れた先端は紙や古布で包み、収集の安全に配慮して出します。
燃えるごみは週2回、陶器・金属類は月1回が収集日です。
処分に迷ったときのわたしなりの動き方
わたしの場合、まず手に取ってみて「袋に入りそうかどうか」を見ます。長さよりも口が結べるかどうかを先に確認するのが、自分には合っています。それだけで粗大ごみかどうかがだいたい分かるので、あとは素材で燃えるごみか陶器・金属類かに振り分ける流れです。
今日の片付けで手が止まったなら、まず指定袋を一枚持ってきて、実際に入れてみるのが早いと感じています。袋の口が結べたら今週の収集日に間に合うかもしれないし、週末の整理のついでにまとめて確認しておくだけでも、次の片付けがずいぶん楽になります。
分別に迷ったまま捨てられずに放置するより、一度袋に入れてみるその小さな動きが、片付けの流れを作ってくれます。春日市の分別一覧や環境課への問い合わせも合わせて活用してみてくださいね。













