実印を新しいものに替えたいとき、市役所で「変更」と言えばそれで済むと思っていませんか。わたしも最初は同じように考えていたのですが、春日市の手続きでは少し事情が違います。
地域情報メディア『かすがたいむズ』でエリア担当をしている、とうしです。春日市で整骨院を営みながら、平日は市内をよく車で回っているので、窓口の混み方や動きやすい時間帯も含めて見てきました。
この記事では、印鑑を替えたい場合、印鑑をなくした場合、登録証をなくした場合の三つを分けて整理します。持ち物や代理人の扱いは、春日市の公式情報を確認する前提で進めます。
登録印を替えたいときの基本
見落としやすいのが、印鑑登録には「変更」という単独の手続きが用意されていない点です。春日市の案内でも、改印するときは登録印の廃止手続きを行った後で、別途登録手続きが必要とされています廃止と再登録の二段階で進む仕組みです。
一度で切り替わるわけではないので、窓口へ向かう前にこの順番だけは押さえておきたいところです。手数料は改印の再登録をした場合に300円かかり、再登録しなければ費用は発生しません。
印鑑そのものをなくした場合
登録していた印鑑自体を紛失したときは、まず廃止の届け出をすることになります。春日市印鑑条例でも、登録者は印鑑を亡失した場合に印鑑登録廃止届を登録証とともに提出すると定められています。
持ち物は印鑑登録証。廃止だけなら手数料はかかりませんが、新しい印鑑で登録し直す場合は改印の再登録として扱われます。
印鑑登録証をなくした場合の対応
迷いやすいのが、印鑑登録証と印鑑登録証明書の違いです。登録証は窓口で証明書を発行してもらうためのカードのようなもので、証明書はその都度発行される紙の書類を指します。
登録証をなくした場合は、ただちに亡失の手続きを市役所で行う必要があります。持ち物は登録している印鑑で、再登録をした場合の手数料は500円です再登録しなければ費用はかかりません。
廃止と再登録は別の手続きです
ここは実際に少し止まった記憶があります。廃止という言葉だけ聞くと、印鑑登録そのものをやめることのように感じてしまいますよね。
実際には、印鑑を新しくしたい人も、なくした人も、まず廃止の届け出をする点は共通しています。そこから先、新しい印鑑で登録し直すかどうかで再登録の有無が分かれる形です。
- 廃止
-
登録している印鑑の効力をなくす手続きです。
- 再登録
-
廃止した後に、新しい印鑑を登録し直す手続きです。
再登録するかどうかで費用も変わるので、窓口で「廃止だけでいいのか」を先に確認しておくと安心です。
手続き前にそろえておきたい持ち物
本人が窓口に行く場合、廃止や改印の届け出には印鑑登録証を持参します。証明書を受け取るときも、実印そのものではなく登録証がないと発行できない点は覚えておきたいところです。
新しい印鑑で再登録する場合は、その印鑑とマイナンバーカードや運転免許証などの顔写真付き本人確認書類も必要になります。書類の種類は変更される可能性があるので、訪問前の確認が欠かせません。
- 印鑑登録証(廃止や証明書発行に必要)
- 新しい印鑑(再登録する場合)
- 顔写真付きの本人確認書類
本人が窓口へ行ける場合の流れ
本人確認書類を持っている状態なら、比較的スムーズに進みます。廃止と再登録を同じ日にまとめて済ませられるケースも多いようです。
印鑑登録証を持参して廃止の手続きを行います。
登録条件を満たす印鑑を選んでおきます。
本人確認書類を添えて再登録の手続きを行います。
顔写真付きの本人確認書類がない場合は、当日に登録証を受け取れず、後日照会書が自宅へ郵送される流れになります。回答期限が申請日から30日以内という点も、事前に知っておくと焦らずに済みます。
代理人が手続きに関わる場合
正直に言うと、本人が窓口へ行けない状況は誰にでも起こり得ます。仕事中だったり、体調が万全でなかったりする日もありますよね。
代理人が届け出る場合は、登録する本人自筆の代理権授与通知書、いわゆる委任状が必要です。代理人自身のマイナンバーカードや運転免許証といった本人確認書類も一緒に持参する形になります。
代理人による再登録の申請では、当日中に登録証を受け取ることはできません後日照会書が本人の住民登録地へ郵送されるため、日程には余裕をもっておきたいところです。
手数料と受付場所を確認する
手数料は場面ごとに分かれています。改印の再登録は300円、登録証の亡失にともなう再登録は500円、廃止のみであれば費用はかかりません。
| 手続きの内容 | 手数料の目安 |
|---|---|
| 廃止のみ | 0円 |
| 改印の再登録 | 300円 |
| 登録証亡失後の再登録 | 500円 |
受付場所は春日市役所1階の市民課です。開庁時間は平日の午前8時30分から午後5時までで、土曜日、日曜日、祝日と年末年始は休みとなっています。

用事の帰りに寄れる時間かどうか、先に見ておくと安心です
最新情報は公式サイトで確認を
ここまで整理した内容は、この記事を書いている時点での春日市の案内にもとづいています。持ち物や手数料は見直されることがあるため、訪問直前にもう一度公式サイトを確認しておくと無理がありません。
特に代理人が関わる場合や、成年被後見人の登録といった特殊なケースは、通常の手続きと条件が異なることがあります。気になる点は電話で先に聞いておくのも一つの方法です。
よくある失敗と急ぐときの注意
実は、印鑑登録証を持たずに窓口へ行ってしまい、その日のうちに手続きが終わらなかったという話をよく聞きます。実印そのものを持っていても、登録証がなければ証明書は発行できません。
不動産の契約や大きな支払いを控えていて急いでいるときほど、この確認漏れは痛いです。前日までに登録証の場所を確認しておくだけでも、当日の慌てを減らせる気がしています。
代理人に頼む予定がある場合は、委任状の記入や照会書の郵送にかかる日数も見込んで、余裕を持ったスケジュールを組んでおきたいところです。
最後にわたしからの一言
今日か明日、まずは自宅のどこに印鑑登録証があるかを確認してみてください。それだけでも、次に窓口へ行くときの動きがだいぶ楽になります。
わたし自身も、必要な書類を後から探して時間を取られた経験があります。先に手元を確認しておくことが、結局いちばん早い近道だと感じています。
週末に少し時間を作って、持ち物と受付時間をメモに残しておく。それだけで当日の気持ちがぐっと軽くなる時間になったらうれしいです。













